米づくり体験「自然観察会」

平成30年8月5日(日)晴れ

本日も西日本から東日本を中心に晴れて気温が上がり、午前中からすでに30度を超えているところがあり
熱中症に厳重な警戒が必要です。甲子園では夏の全国高校野球第100回記念大会が史上最多参加56校の代
表校にて開幕しました。
島田谷津の田んぼは、青々とした稲が順調に生育しています。田んぼ両端の林の影響を受け、日当たりの
良い田んぼ中央付近は稲穂が実っています。また、この暑さのせいか既に花が咲いている稲もありました。
この稲の花が咲く頃は受粉の妨げとなるので田んぼの中に入れません。予定通り島田谷津頭にて自然観察
会を開催しました。体験家族11家族35名とスタッフ14名(講師含)が参加しました。
今回、会場は「むつみの森」をお借りして「藁すぐり」「竹水鉄砲づくり」「森の散策」、余った時間を
利用して、竹トンボや竹馬など昔遊びも行いました。
「藁すぐり」は稲刈りの時に刈った稲を束ね縛るための藁を無駄なはかま(下葉)を取り除き芯のみに準
備することです。講師によると藁すぐりは足踏脱穀機(あしぶみだっこくき)を用いて昔は行っていたそ
うです。今は機械化が進み稲刈りから脱穀~乾燥までコンバインで行うため近隣の農家にはそのような器
具は既に存在しないそうです。なので試しに熊手(レーキ)を用いて藁すぐりを行いました。以外と簡単
に子どもたちも楽しみながら約48束の藁を効率良く上手に仕上がりました。
今回の企画は田んぼから少し離れ、参加家族間の交流も兼ね数多くの体験が出来る内容でした。暑い夏休
みの楽しい思い出になれば幸いです。次回(9月)は「稲刈り&はざ掛け」の大仕事が待っています。
本日は暑い中お疲れ様でした。

2018年08月05日 | カテゴリー : 米づくり | 投稿者 : HP管理者