米づくり体験「草取り②」

平成30年7月1日(日)晴れ

一昨日(6月29日)関東甲信地方の梅雨明けの発表がありました。平年より22日早く昨年(7月6日ごろ)より7日
早い梅雨明けです。関東甲信地方が6月に梅雨明けするのは初めてのことだそうです。
本日は、当初予定通り田んぼの中の草取り第二回目を行いました。
体験家族51名とスタッフ13名(講師含)が参加しました。
田んぼは近隣の農家と同様に、ちょうど『中干し』の時期でした。夏の暑い盛りに田んぼの水を抜いて田んぼ
の地面に小さなヒビが入るまで乾かすのが中干しです。中干しをすることにより次の効果があるそうです。
①根腐れを防ぎ根を強く。②過剰な株の分けつの抑制。③土を干して固くし刈取りなどの作業性を高める。
なお、中干しは完全に水を抜いてそのまま放置するのでは無く、カラ梅雨の年は田んぼの乾き方が過剰となる
ので水を入れる場合もあるそうです。約2週間の中干し後は、田んぼに水を満たし水を止め→水が干上がる→
また水を満たして水を止める…。この、水の管理サイクルを今後は稲が成長するまで繰り返します。
稲と稲の間には雑草が…特に『ヒエ』が稲と見分けが付かない姿でたくさん生えていました。
一カ月前、水たまりにいたオタマジャクシは見えなくなりましたが小さな「アマガエル」の姿がありました。
次回は稲の生育状況によりますが8月5日に行います。稲穂が出始める(稲の花が咲く)時期は田んぼの中には
入れませんので、9月の稲刈りに向けた準備や田んぼ周辺や谷津頭の自然観察会などを行う予定です。
本日は暑い中お疲れ様でした。

2018年07月01日 | カテゴリー : 米づくり | 投稿者 : HP管理者