2022年米づくり体験(はざ掛け続き)

2022年9月21日(水)曇り時々晴れ
稲刈り→稲架かけが中断した関係で続きを有志5人で行いました。18日一時強い雨があったものの小雨の中、稲刈り=稲束を縛る=稲架かけ用の竹を組む=縛った稲束を竹に架けるという一連の作業を同時並行で進めました。オイコスメンバーが気象レーダーを確認のところ12:00前に島田地区は雷雨が通過するという情報から稲架かけを急ぎましたがこんな時には予報が当たりかなりの雨が襲ってきました。これ以上の作業は無理と判断して中断して雨の中、車に戻りました。当日午後米づくり責任者の金室氏から天気予報から雨の心配の少ない21日(水)に有志で残りの作業を行いたいと提案がありました。結果5人が集まり講師の協力もありました。稲束は8割以上が畔などに積まれており架ける竹組までは少し距離があり雨に濡れた束は意外なほど重量がありました。また今年の竹組は高さが有り架けるのに例年より力を使いました。稲束の量には竹組が不足である事も分かり追加で竹を組み全員で稲束を抱えて移動し束を架ける作業を繰り返し12:00過ぎ10:00から二時間の作業を終えました。終了後の会話はお昼は何を食べようと、ひとしきり盛り上がり散会しました。後は出来るだけ陽が差し米が乾く事を願うばかりです。
レポート オイコススタッフ 小林 記

2022年09月21日 | カテゴリー : 米づくり | 投稿者 : HP管理者

2022年米づくり体験(稲刈り・はざ掛け)

2022年9月18日(日)曇りのち雨
稲の生育不足ということで年度当初予定を2週間延期して本日稲刈りを実施しました。今回は体験家族14家族49名とオイコススタッフ14名+講師が参加しました。山崎講師の稲刈り実演指導を受け稲の刈り方を教わり全員鎌と(刈った稲を縛る)紐を持って作業を開始しました。稲刈りが進んだところで竹を使って「はざ作り」を開始しました。昨年の稲刈りも先島諸島に台風が接近してましたが今年も(偶然ですが同じ)台風14号が九州に接近しており外側降雨帯の影響か11時過ぎ頃から大雨に加えて落雷の危険性もあるので、残りのハザ掛けは途中で中止することとしました。田んぼでは「アマガエル」「トノサマガエル」や「カマキリ」「マムシ」が確認できました。全員で集合写真を撮影した後解散しました。次週の天気予報を確認してオイコススタッフを招集して残りのハザ掛けを行う予定です。本日は蒸し暑い中お疲れ様でした。

2022年09月18日 | カテゴリー : 米づくり | 投稿者 : HP管理者

2022年米づくり体験_草取り②

2022年7月3日(日)曇りのち晴れ時々雨
先週27日関東甲信地方は記録的な最も短い(早い)21日間の梅雨が明け今日も厳しい暑さが続き東京都心は過去最長の9日連続の猛暑日となりました。田んぼ周辺でセミの合唱はまだですが本日今年初めてセミの声を近所の林で確認しました。土の中で育つセミの羽化には気温の上昇だけで無く、まとまった雨が不可欠で「短い梅雨と少雨が影響している」様です。本日は公募11家族30名とオイコススタッフ8名+講師1名が参加して田んぼの中の草取り第二回目を行いました。稲の発育状況は概ね順調で日当たりの良い田んぼ中央は背の低い雑草がたくさん生えており小さなヒエ(稗)もところどころに生えていました。今回の草取りは稲の成長に伴い稲の先で目を傷めないことと熱中症対策(マスクをはずして)を兼ねてフェイスシールドを用意して配布しました。先月たくさんの「オタマジャクシ」は小さな「アマガエル」に成長していました。これから暑い夏が続き7月末から8月中旬にかけて稲は白い花が咲きます。次回9月は稲刈りを行う予定です。本日は酷暑の中お疲れ様でした。

2022年07月03日 | カテゴリー : 米づくり | 投稿者 : HP管理者

2022年米づくり体験_草取り①

2022年6月5日(日)曇り時々雨
関東地方は梅雨入りを目前に千葉県も週末にはゲリラ雷雨で雹(ひょう)被害が出ました。本日は未明に「にわか雨」がありましたがその後は日差しもなく曇り空の下で田んぼの中の草取り第一回目を行いました。本日は公募11家族36名とオイコススタッフ10名とその家族2名+講師1名が参加しました。稲の発育状況は順調で田んぼ全体的に雑草は少ないですが特に南側は小さな雑草がたくさん生えており小さなヒエ(稗)もところどころに生えていました。また田んぼ東側には藻(正式にはアオミドロ)が発生しており生育に適した水温(生温い水)と日射量(カンカン照り)の条件が整うと良好に成長するようです。近隣の田んぼは除草剤を使用しますがこの田んぼは年間を通して無農薬と出来るだけ手作業による昔ながらの米づくりで雑草には「テデトール」(講師曰く)を使います。「テデトール(手で取る)」は①雑草の防除と②みんなの手足で田んぼの土を撹拌(かくはん)します。田んぼの土を撹拌すると稲の根に酸素呼吸や土中の(硫化水素、メタンガスなど)有害ガスを抜き発根や肥料の吸収を促進する効果があります。昔から米づくりで多くの時間を使って行われた素手の草刈りは指先を痛めるなどさまざまな農機具が考案されました。「水田用中耕除草機(すいでんちゅうこうじょそうき)」は明治時代に発明された手押しの除草機で、とげのような鉄の歯がたくさん植えこまれた円筒状の車を柄の先に付けて稲と稲の間を押していくと土の攪拌と草が取れます。この「中耕除草」は子どもたちもチャレンジしましたが、前後に滑らしながら器具の先端が土に埋もらない様にするのがコツの様です。柔らかい泥の田んぼを歩くのも履物選びとコツがいりますが尻もちをつかないためには両足を平行にしないことが肝心とのことでした。水たまりには小さな「オタマジャクシ」がたくさん泳いでおり「オケラ」や「トノサマガエル」も確認できました。次回の草取りは7月3日(日)の予定です。田植えから2カ月後7月の稲は70cm前後に成長します。大人も子どもも7月の草取りに上着は長袖で参加してください。
本日はお疲れ様でした。

2022年06月05日 | カテゴリー : 米づくり | 投稿者 : HP管理者

2022年米づくり体験_田植え

2022年5月5日(日)晴れ
ゴールデンウイーク最終日の5日(木)五月晴れの下、島田谷津の田んぼに公募16家族48名とオイコススタッフ13名とその家族2名+講師1名が集まりました。最初に農事指導の山崎さんより苗の植え方を教わった後、Aグループ<もち米>とBグループ<うるち米>に分かれて田んぼの両端から田植えを開始しました。最初はおっかなびっくりで足首までもぐる泥の中に入り移動もままならない動きで悪戦苦闘していましたがオイコススタッフによる目印ロープの移動の掛け声に参加の大人も子どももだんだん慣れて手際良く苗を植えていきました。中には田んぼにしりもちを着いてもがく子どももいて周囲は大笑いです。途中休憩を挟んで昼前(11:30)には両面の苗の植えつけを全て終了しました。用意した手足洗いの大きなタライで泥を落とし中には頭から水をかぶる元気な子もいました。田植えの後は夫々お昼のお弁当をたべて解散しました。これからさらに暑くなりますが6月と7月の2回程、田んぼの中の雑草取りを行います。参加家族の皆さんと一緒に暑い夏を超え、感染対策には充分留意しながら、実りの秋には沢山の米を収穫して年末には楽しい「餅つき会」を!。頑張りましょう。本日は暑い中お疲れ様でした。

2022年05月05日 | カテゴリー : 米づくり | 投稿者 : HP管理者

米づくり体験2022説明会

2022年4月23日(土)曇りのち晴れ
いよいよ2022年度八千代オイコス「米づくり体験」事業のスタートです。本日は一般公募家族向け説明会を農業交流センター研修室にて行いました。説明会には公募家族10家族21名とオイコススタッフ12名が参加しました。田んぼでの諸注意事項や保険加入など参加費徴収後、現地田んぼの視察を行いました。次回からは各家族農業交流センターに車を駐車してから現地9:00田んぼ集合です。今年のGWは3日ずつ前半と後半に分かれますが最終日(5月5日(祝))に田植えを行います。今年は一般公募16家族53名(内未就学児9名)の参加申込みがありました。今年度で島田谷津田での米づくり拠点は5年目となります。今年も「もち米」と「うるち米」の両方を約1対2の割合で植えます。この田んぼで収穫したもち米は12月に収穫祭を兼ね餅つき会を企画します。谷津の自然環境保全には谷津田を休耕田とせず耕作継続が必須です。深刻な農業後継者不足の中この谷津田の自然環境保全を兼ね農作業の体験を通した学びの場として楽しく、またコロナ感染対策や熱中症にも気を付け苦労も共有しながら一年間活動出来たらと願っています。よろしくお願い致します。

2022年04月23日 | カテゴリー : 米づくり | 投稿者 : HP管理者

餅つき会2021

2021年12月19日(日)晴れ

本年の米づくりの最後を締めくくる収穫祭として2年ぶりの餅つき会を公募(米づくり体験)の皆さん46名、オイコススタッフ(家族含)20名を集め開催しました。蒸篭(せいろ)で約45分蒸したもち米を「餅つき機」による捏ねと「臼杵」による手搗きを併用して名簿順に搗きました。子どもたちやお母さんも杵で餅搗きにチャレンジしました。一家族1臼の半分づつ約1升を「のし餅」に仕上げて持ち帰ります。毎年搗きたての餅を「のし餅の袋」に入れる際に苦慮していたので、今回筒状のダンボールを試しに利用しました。搗きたてのお餅は「あんこ餅」「きなこ餅」にトッピングして試食しました。試食用含め合計22臼+予備1臼を搗きました。大きな鍋2つで「トン汁」も作りました。
一年間お疲れ様でした。来年も良い年であります様に!。

2021年12月19日 | カテゴリー : 米づくり | 投稿者 : HP管理者

餅つき会準備2021

2021年12月18日(土)晴れ
日本海側中心に大雪、猛吹雪など警戒が必要ですが関東地方も軒並みこの冬一番の寒さです。昨夜の強風も未明にはおさまりオイコスメンバ10名が集合しました。米づくり今年最後の行事、明日の餅つき会に備えて現地会場で道具や材料の準備確認を行いました。もち米は一臼当たり2.2Kgを標準に22臼分を洗米しました。
明日は楽しい一日になります様に!。

2021年12月18日 | カテゴリー : 米づくり | 投稿者 : HP管理者

2021年米づくり体験(もみすり精米)

2021年11月21日(日)晴れのち曇り
本日は今年収穫した籾米(もち米)をジョイフル本田千葉ニュータウン店のコイン精米機で籾摺り(精米)を行いました。コイン精米機は一度に精米出来る量30Kgとあり、籾米84Kgを3回に分けて精米(料金は400円×3)しました。精米後にもち米の計量結果は合計約59Kgでした。来月の餅つき会が楽しみです。

2021年11月21日 | カテゴリー : 米づくり | 投稿者 : HP管理者

2021年米づくり体験(わらぼっち作り)

2021年10月24日(日)快晴
朝晩の冷え込みが一段と厳しくなりました。
秋エコウォーキングに参加した午後、田んぼに放置した稲藁の様子を見てきました。
もち米とうるち米それぞれ積み重ねた藁はたくさん残っていました。藁山の表面は乾燥していますがその中や下の方は雨でビショビショに濡れており、さらに下側の田んぼの土に触れている藁は腐りかけていました。そのままたい肥になってくれれば良いのですが、焼却処分するにせよこのままでは使えないので、天日に当ててよく乾燥させるため今日はとりあえずもち米の藁だけ30分程度で「わらぼっち」を作ってみました。藁束4~6を濡れた数本の藁で結んで立てるだけですが、雨でビショビショに濡れた藁や腐りかけた藁はうまく自立することが出来ません。来年からは脱穀した直後に実施して冬から春にかけて園芸や菜園のマルチ資材やたい肥、敷床など必要な時に稲藁が利活用出来る様にした方が良いと思います。
以上、報告まで。

2021年10月24日 | カテゴリー : 米づくり | 投稿者 : HP管理者