2023年09月30日(土)曇りのち晴れ(にわか雨)
週末雨の予報は曇りに変わり明日の脱穀準備でオイコススタッフ中心に9名が集まりました。今年は脱穀用コンバイン借用の都合で「桑納の田んぼ」(地図は下記写真の最後を参照)で行うこととなり事前に稲を「島田谷津の田んぼ」から運び出すこととしました。稲をハザから下して約10束を稲わらで縛りリヤカーに乗せて軽トラまで運びました。軽トラ2台それぞれ2往復で(もち米とうるち米)全ての稲を運び終えました。ハザ(竹)は撤去回収してまた来年用に倉庫で保管します。作業終了後、にわか雨が降りましたが幸い明日の脱穀作業には影響無く強い日差しが戻ってきました。オイコス活動拠点の倉庫にリヤカーを返しに行くと、くちばし先端が黄色いたくさんのカルガモが遊んでいました。
明日から10月です。本日も蒸し暑い中お疲れさまでした。
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2023年米づくり体験(稲刈り・はざ掛け)
2023年9月17日(日)曇りのち晴れ
朝から厚い雲が広がり集合前の8:30頃にはパラパラと気にならない程度の小雨が降りました。秋のお彼岸を目前に新川遊歩道沿いには半分つぼみの彼岸花が咲いていました。島田谷津近隣ほとんどの田んぼ稲刈りを終えており、我々の田んぼは例年一番最後に稲刈り行っており本日、予定通り実施しました。今回は体験家族16家族45名とオイコススタッフ10名+講師が参加しました。山崎講師の稲刈り実演指導を受け稲の刈り方を教わり全員鎌と(刈った稲を縛る)紐を持って作業を開始しました。稲刈りは「もち米」と「うるち米」の稲が混ざらない様に5月田植えの時と同様に2つの班に分かれて開始しました。稲は強風の影響で一部倒れている箇所があり、手刈りは倒れている穂先側とは反対側の方向から刈ると良いそうです。稲刈りを進めるしたがい徐々に日差しが強くなり夏雲が現れました。熱中症を考慮して休憩を挟みながら全ての稲の刈り取りおよび、紐で稲束作りを終えたタイミングで昼食としました。近くのコンビニで買ったアイスの差し入れがあった後、竹を使った「はざ作り」を開始しました。田んぼでは「アマガエル」や「カマキリ」「ヘビ」が確認できました。全員で集合写真を撮影して解散しました。2週間後の日曜日(10/1日)に脱穀を行います。今年の脱穀は機械(コンバイン)の都合で別の田んぼで行います。前日(9/30土)に乾燥した稲を運んでおく予定ですので体験家族の方で都合のつく方は是非9/30土もヘルプお願いします。本日は蒸し暑い中お疲れ様でした。
2023年米づくり体験_草取り②
2023年7月23日(日)晴れ
関東甲信地方は昨日平年より3日遅い梅雨が明け今日も厳しい猛暑日となりました。本日は公募8家族18名とオイコススタッフ9名+講師1名が参加して田んぼの中の草取り第二回目を行いました。稲の発育状況は概ね順調で日当たりの良い田んぼ中央は背の低い雑草がたくさん生えていました。稲の高さと同じくらいのヒエ(稗)もところどころに生えており稲とヒエは見た目が同じなので見極め(区別)にはコツがあります。稲と稲の間隔は基本等間隔ですがヒエはその間にポツンと生えています。また稲は株が分結して深く根が張り抜くにはかなり力が必要ですがヒエは軽い力で抜くことが出来ます。隣の田んぼの稲は穂が出来ており「お米の花」が確認出来ました。我々の田んぼの稲は田植え時期が遅かったせいもありますが、葉のさやの間から穂が顔を半分出す稲も確認出来ました。穂は小さな花(えい花)がたくさん集まっていて一つの穂にだいたい100個くらいのえい花がつきます。そのえい花の中に白く咲いて見えるのはおしべで白い固まりのようなところに花粉が入っています。また、めしべはえい花の中にあり、おしべの花粉が風に運ばれてめしべにつきます。稲の開花の適温は30℃前後。開花期(かいかき)に17℃以下の低温にあうと受粉できなくて実らなくなってしまいます。これから暑い夏が続き7月末から8月中旬にかけて稲は白い花が咲くでしょう。
次回9月は稲刈りを行う予定です。本日は酷暑の中お疲れ様でした。
米づくり_脱穀作業計画下見
2023年07月15日(土)晴れ
米づくり脱穀は例年、近隣農家のコンバインをお借りして現地島田谷津の田んぼに
搬入して実施していましたが今年は別の農家からコンバインをお借り出来ることなりました。
本日は10月脱穀作業に向け当日の段取りの調整を兼ねて現地視察を実施しました。
<スケジュール>
稲刈り:09/17(日)
脱穀 :10/01(日)
<脱穀作業の前提条件>
(1)脱穀はコンバインと桑納の(約1反の)田んぼをお借りして実施する。
(a)桑納の田んぼは農業交流センタから約700m、徒歩8分。
(b)今回お借りするコンバイン(タンク)は1反で約3回分の容量。
(c)桑納の田んぼまでの道路は道幅が狭いためコンバインをキャリアカーで運搬は不可。
(2)稲をハザ掛けから下して島田から軽トラックで桑納へ運搬する。
(a)桑納の田んぼまでの道路は道幅が狭いので軽トラックを2台調達する。
(b)軽トラックの重量オーバーとならない様に安全を重視してピストン輸送する。
(3)脱穀した藁はそのまま回収して桑納から島田の田んぼへ運搬する。
(a)藁は藁蛇つくり用に保管するや希望者へ譲渡して残りは島田の田んぼで焼却処分する。
(4)お借りしたコンバインは清掃してから返却する。
(a)コンバインの倉庫にはエアーコンプレッサーが使用可。
(5)脱穀した籾米は籾入れ用の袋がありこれも借用する。
(a)この袋へコンバインのタンクから搬出後10Kg米袋へ計量器を使って均等に小分けする。
本日は暑い中お疲れ様でした。
2023年米づくり体験_草取り①
2023年6月18日(日)晴れ
梅雨の中休み、真夏並み(8月上旬)の暑さになりました。本日は公募10家族24名とオイコススタッフ11名+講師1名が参加して田んぼの草取り第1回目を行いました。稲の発育状況は概ね順調ですが今年は田植えが遅かったせいか、特にもち米側の稲の分結が遅れている様です。田んぼ全体的に雑草は少ないですが小さな雑草がたくさん生えておりヒエ(稗)もところどころに生えていました。近隣の田んぼは除草剤を使用しますがこの田んぼは年間を通して無農薬と出来るだけ手作業による昔ながらの米づくりで雑草対策は「テデトール」を使います。「テデトール(手で取る)」は①雑草の防除と②みんなの手足で田んぼの土を撹拌(かくはん)して稲の根を切り成育を活性化します。田んぼの土を撹拌すると稲の根に酸素呼吸や土中の(硫化水素、メタンガスなど)有害ガスを抜き発根や肥料の吸収を促進する効果があります。昔から米づくりで多くの時間を使って行われた素手の草刈りは指先を痛めるなどさまざまな農機具が考案されてきました。その中でも「水田用中耕除草機(すいでんようちゅうこうじょそうき)」は明治時代に発明された手押しの除草機で、とげのような鉄の歯がたくさん植えこまれた円筒状の車を柄の先に付けて稲と稲の間を押していくと土の攪拌と草が取れます。この「中耕除草機」は子どもたちもチャレンジしましたが、前後に滑らしながら器具の先端が土に埋もらない様にするのがコツの様です。また、竹製の小さな熊手を百均(近所のセリア)で購入して試しに今回の草取りに使ってみましたがなかなか好評でした。次回の草取りは市内小中学校夏休み最初の日曜日7月23日(日)の予定です。田植えから2カ月後7月の稲は70cm前後に成長します。大人も子どもも7月の草取りに上着は長袖で参加してください。本日は暑い中お疲れ様でした。
たんぼ苗の補植
2023年05月20日(土)雨のち晴れ。
一昨日、沖縄・奄美で平年より約1週間遅い梅雨入りの発表がありました。本日未明の小雨は明け方には止み曇り空のもと先週田植えした田んぼで苗の補植をメンバ3名で作業しました。横たわる様に水に浮いている苗を集めて植え直し、等間隔の苗が欠落している箇所に予備苗を追加で植えました。明日は9:00から春のエコウォーキングです。本日はお疲れ様でした。
2023年米づくり体験_田植え
2023年5月14日(日)曇り時々雨
雨が心配された母の日、本日は(遅めの)田植えを行いました。島田谷津の田んぼに公募15家族50名とオイコススタッフ12名と講師1名が集まりました。最初に農事指導の山崎さんより苗の植え方を教わった後、1班<もち米>と2班<うるち米>に分かれて田んぼの両端から田植えを開始しました。最初はおっかなびっくりで足首までもぐる泥の中で悪戦苦闘しているお子さんもいました。25cm間隔の目印ロープの移動の掛け声にだんだん慣れて手際良く皆さん苗を植えていきました。中には田んぼにしりもちを着いて泥遊びするお子さんに見とれてしましました。途中休憩を挟んで昼前(11:00すぎ)には両面の苗の植えつけを全て完了しました。用意した手足洗いの大きなタライで泥を落とし胸のあたりから水をかぶる元気な子もいました。田植えの後、農業交流センターに着いたと同時にザーッと通り雨がありましたが作業中は雨にも降られず無事終了しました。作業後、米づくりのご指導いただいています山崎さんから日程の変更について助言があり下記の通りとします。稲刈り:10/1(日)→9/17(日)、脱穀:10/22(日)→10/1(日)…但し、ハザ掛けの乾燥状況により変更あり。
これから夏に向け暑くなりますが無農薬のため6月と7月の2回田んぼの中の雑草取りを行います。参加家族の皆さんと一緒に暑い夏を超え、実りの秋には沢山の米を収穫して年末には楽しい「餅つき会」を!。頑張りましょう。本日はお疲れ様でした。
米づくり体験2023説明会
2023年4月23日(日)晴れ
本日は「米づくり体験」事業の一般公募家族向け説明会を行いました。説明会には公募家族11家族27名とオイコススタッフ7名が参加しました。やちよ農業交流センタで年会費や保険加入など受付を行った後、田んぼまで徒歩で移動して現地田んぼの視察を行いました。次回からは各家族農業交流センターに車を駐車してから現地9:00田んぼ集合です。今年度で島田谷津田での米づくりは6年目となります。今年も「もち米」と「うるち米」の両方を植えます。今年は代掻き作業日程の都合でGW明けの翌週5月14日(日)に田植えを行います。谷津の自然環境保全には谷津田を休耕田とせず耕作継続が必須です。この谷津田の自然環境保全を兼ね農作業の体験を通した学びの場として楽しく苦労も共有しながら一年間活動出来たらと願っています。よろしくお願い致します。
餅つき会2022
2022年12月18日(日)雨のち晴れ
本年の米づくりの最後を締めくくる収穫祭として餅つき会を公募(米づくり体験)14家族49名、オイコススタッフ(家族含)18名を集め開催しました。蒸篭(せいろ)で約45分蒸したもち米を「餅つき機」による捏ねと「臼杵」による手搗きを併用して名簿順に搗きました。子どもたちやお母さんも杵で餅搗きにチャレンジしました。一家族1臼の半分づつ約1升を「のし餅」に仕上げて持ち帰ります。搗きたてのお餅は「あんこ餅」「きなこ餅」にトッピングして試食しました。試食用含め合計24臼を搗きました。大きな鍋で「トン汁」も作りました。
一年間お疲れ様でした。来年も良い年であります様に!。
2022年米づくり体験(脱穀)
2022年10月02日(日)快晴
2週間前大雨の中で稲刈りを実施してから途中台風の心配もありましたが関東地方への影響は無く土日は絶好の行楽日和で本日脱穀を実施しました。体験家族12家族35名とオイコススタッフ11名+講師2名が参加しました。脱穀作業の開始に先立ちコンバインのエンジンを切り講師から機械の中の解説がありました。その後稲束をみんなではざから降ろしながら子どもたちも頑張って次々と運び脱穀を進めました。もち米、うるち米の順番でコンバインのタンクが混ざらない様に紙袋詰めまで行いました。もち米は30Kg用の米袋5袋に生籾合計約116Kg収穫しました。うるち米も同様に一旦30Kg用の米袋にコンバインのタンクから搬出した後、10Kg用の米袋に計量用の箱を用いて6升(約6Kg弱)ずつ40袋に分配して農業交流センタまで運び各参加家族へ頒布しました。5月の田植えから開始した「米づくり体験」は本日の収穫を終えて無事完了しました。収穫したもち米で12月の餅つき会が米づくり体験最後の活動となります。来年も新型コロナ感染対策を徹底して事業を継続したいと思います。これに懲りずまたの参加をお願い致します。
皆様、約半年大変お疲れ様でした。ありがとうございます。